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FullCalendar v6とGoogleカレンダーを連携させる方法:設定手順解説

Googleカレンダーを自サイトに埋め込むにはiframeを使いますが、FullCalendarプラグインでGoogleカレンダーをより美しく見やすく調整することができます。また、FullCalendarにはGoogleカレンダーにない便利な機能が豊富にあります。
この記事では、FullCalendar v6とGoogleカレンダーの連携方法を解説します。
 
FullCalendar 公式サイト:
FullCalendar - JavaScript Event Calendar
 

 
MITライセンスのため、下記の2つを表示する必要があります。

色々調べたのですが、ウェブサイト上に表示する必要はなく、ソースコード内に書けばいいみたいです。

Googleカレンダー側の設定

公式ページのドキュメントを参考にします。
events from Google Calendar
※ちなみに、Googleカレンダーにもical形式のURLはあるのですが、うまくいかなかったので、やっぱりAPIキーが必要です。

Google APIキーを取得する

  1. Google Developer Consoleにアクセスする。
  2. Googleにログインしてなければログインする
  3. プロジェクトを作成する。「My First Project」でいいならそのまま
  4. 左サイドバーの「ライブラリ」をクリック
  5. 「calendar」と検索して出てきた「Google Calendar API」をクリック→次ページで「有効」をクリック
    Google Calendar APIを検索する
  6. 最初の画面に戻って、「認証情報」をクリック
  7. 「+認証情報を作成」をクリック
  8. 「APIキー」をクリック
    認証情報を作成からAPIキーを選択する
  9. 「APIキーを編集」をクリック
    APIキーが作成されたら、「編集」をクリック
  10. キーの制限 ⇒ ウェブサイト ⇒ ADD ⇒ カレンダーを表示させたいサイトのURLを入力 ⇒ 完了
    ウェブサイトを指定してキーを制限する
    ウェブサイトを指定してキーを制限する
    ※httpsしかないならhttps://example.jp/*、表示したいページが1つしかないならhttps://example.jp/calendar/でもOK
    ドメインは各自のウェブサイトに合わせてください。
  11. APIの制限 ⇒ キーを制限 ⇒ Google Calendar APIを選択
  12. 保存をクリック
  13. 鍵を表示します
    GoogleAPIキーを取得

Googleカレンダーを公開

  1. Googleカレンダー管理画面にログイン
  2. マイカレンダーにマウスカーソルを合わせる ⇒ 右側の3点ポッチをクリック ⇒ 設定と共有
  3. 予定のアクセス権限⇒一般公開して誰でも利用できるようにするにチェック

GoogleカレンダーIDを取得

  1. 前項の通りに「設定と共有」を開く
  2. カレンダーの統合 ⇒ カレンダーID

HTML側

カレンダーを表示させたいところに以下のように書きます。

<div id="calendar"></div>

また、各ライブラリを読み込みます。<body>タグを閉じる直前に下記のように書いてください。
3つ目の設定スクリプトはこれから新規作成します。

<!-- FullCalendarライブラリ -->
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/fullcalendar@6.1.6/index.global.min.js"></script>

<!-- FullCalendarのGoogleカレンダー用ライブラリ -->
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/@fullcalendar/google-calendar@6.1.6/index.global.min.js"></script>

<!-- FullCalendar用 設定スクリプト -->
<script src="cal/config.js"></script>

</body><!-- body閉じ -->

設定スクリプトを作成

先ほど取得したGoogle APIキーと、GoogleカレンダーIDに置き換えてください。


const calendarEl = document.getElementById('calendar');
let calendar = new FullCalendar.Calendar(calendarEl, {
	googleCalendarApiKey: "ここにGoogleのAPIキーを入れる",
	events: {
		googleCalendarId: "ここにGoogleカレンダーIDを入れる"
	}
});
calendar.render();

config.jsというファイル名で保存します。サーバー上にcalというフォルダを作成し、アップロードしてください。

これで、任意の場所にきれいなGoogleカレンダーが表示されます。

もっと見た目やテキストを調整したい!

次の記事で下記の内容を解説します。
FullCalendar v6のカスタマイズ:日本語で「日」を消す・多言語対応、デザインの調整方法
のOGP画像

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