はじめに
Google APIのひとつ、YouTube Data APIのサンプルコードを動かす準備までやります。
まずは、【PHPで】Google APIの始め方から準備を始めてください。
YouTube Data APIを有効化する
2022.9.2追記
上記の「始め方」のGoogle Cloud Consoleにて、「APIとサービス」⇒「有効なAPIとサービス」をクリックします。
「YouTube Data API v3」を選択し、「有効化」をクリックします。
公式ページの読み方
「YouTube Data API」と検索すると、こちらのページYouTube Data API の概要にたどり着きます。
このページの左上のタブ「リファレンス」をクリックしてください。
左側のサイドバーにて、実際に使える機能のすべてを見ることができます。
リファレンスの読み方
「アクティビティ(Activities)」を筆頭に、機能の一覧があります。
「▶」をクリックすると、
・概要
・さらに細かい機能1
・さらに細かい機能2
・さらに細かい機能3
・・・
と続きます。
機能の読み方の例
「動画(Videos)」を例にしてみます。
「概要」より先に、まずはメソッドの1つ「リスト(list)」を見てみましょう。
パラメータ
取得したい情報を選択するためのパラメータです。
part | 取得したい情報を指定します。 例えば、"id"とだけ指定すると、動画のIDだけ返ってきます。 "id,snippet"なら、動画IDのほか、スニペット(動画タイトルや説明など)が返ってくることになります。 取得したい情報の分だけ、カンマ区切りで指定します。 どんなパラメータでどんな情報を取得できるかは、後述します。 |
---|---|
フィルタ | id, chart, myRatingのどれかを指定。どの動画の情報を取得したいのかを、ここで指定します。 注意 このYouTube Data APIの説明ページには書いていませんが、idに動画IDを指定した場合、50件ずつしか取得できませんでした。 またmyRatingについて、「承認されたリクエストでのみ使用できます」とあります。これは、動画をアップロードした本人しか取得できないということです。この情報を取得するためには、別途認証手続きが必要になります。 |
partについて
前述の、partパラメータについて、取得したい情報を指定すると書きました。
じゃあ、どんな情報を取得できるの?ということで、ここで「動画(Videos)」の下の「概要」ページを開きます。
このページの「プロパティ」に、このVideosリソースで取得できる情報の一覧があります。
注意1
一部fileDetailsなど、「このデータを取得できるのは動画の所有者のみです。」と書いてあります。
前述のmyRatingフィルタのように、動画をアップロードした本人しか取得できないということです。この情報を取得するためには、別途認証手続きが必要になります。
注意2
検索(Search)メソッドなどで、動画取得の順番を指定するorderというメソッドがありますが、常に正しい値を返すわけではなさそうです。
取得した情報を自前のDBに保存し、あらためてソートするのが確実だと思います。
サンプルコード
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