はじめに
このページでは、まずはPHPプログラムでGoogle APIを取り扱うための、環境構築まで説明します。
YouTube Data APIなどを使ったサンプルコードはこちら:Google APIに関する記事一覧
【1】 APIキーを取得する
APIキーの取得の方法については、たくさんページがあるので割愛します。
クライアントIDやクライアントシークレットが必要なAPIもありますが、まずサンプルとしてはAPIキーだけあれば動作確認できます。
Google Cloud Console
Google Cloud Platformではありませんので注意。
【2】 クライアントライブラリをサーバーにインストールする
2通りの方法があります。
下記はYouTube Data APIを利用する場合の例です。
①SSHでインストール
PHP クイックスタートのとおりに進めます。
クライアントライブラリをインストールしたいディレクトリにcdで移動して、上記のページのコマンドを入力してください。
すぐに終わります。
②ローカルにダウンロード ⇒ サーバーにアップロード
サーバーにComposerが入っていない場合はこちらの方法でもできます。
YouTube API: Client Librariesのページを開きます。
今回はPHPなので、「Google API Client Library for PHP (beta)」 ⇒ をクリックします。
右側の「Releases」 ⇒ 「Latest」をクリック。
プログラムを動かしたいサーバーのPHPのバージョンに合わせて、zipファイルをダウンロードします。
次は、プログラムを動かしたいサーバーにアップロードします。
FTPクライアントソフトWinSCPなら、zipファイルのままアップロードして、右クリック ⇒ 「UnTar/GZip」で解凍できます。
サーバーの状況によってできない場合は、パソコンで「すべて展開」してから全ファイルをアップロードしてください。
注意
サンプルプログラムを実行する際は、人に知られてはいけない大事なクライアントキーをサーバーにアップロードすることになるので、IPアドレスでアクセスを制限するなど、セキュリティ対策が必要です。
公開時には、キーを保存したファイルはウェブ公開フォルダの1つ上の階層に保存するなどの方法があります。
【3】 準備完了!
プログラムを作成して、さっきのフォルダのトップに(README.mdなどがあるところ)アップロードします。
例として、「index.php」というファイル名で作成し、下記のサンプルコードをコピペしてアップロード ⇒ URLにアクセスすれば動作確認できます。
サンプルコード
その他、サンプルコードやGoogle APIに関するTIPSなどの一覧ページはこちら
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