Magentoには、同じ店を日本語版、英語版と分けて表示する機能があります。
それに伴って、翻訳する機能もあります。
テンプレート(.phtmlのファイル)で「Purchase」って書いたところが、日本語版サイトでは「購入」って表示されたりします。
例 – パターン1
<?php echo $this->__("Purcahse"); ?>
これを日本語版で「購入」って表示させるためには、翻訳ファイルに追加します。
このように!
"Purcahse","購入"
"Back","戻る"
"Log in","ログイン"
ここに次々追加していけます。末尾にカンマは不要です。文中に「"」がある場合は、「""」と2つ重ねると表示されます。
変数も記述できます。
"%s Items Found.","%s個の商品が見つかりました。"
"Welcome, %1$s in %2$s","%2$sの%1$s様 いらっしゃいませ"
変数を表示する場合は、テンプレートでは
<?php echo $this->__("%s Items Found.", $itemcount); ?>
><?php echo $this->__("Welcome, %1$s in %2$s", $username, $usercountry); ?>
というふうになります。
翻訳ファイルを編集したら、app/design/frontend/{interface}/{theme}/locale/{lang_ISO}/translate.csvここに保存します。
日本語の場合は、{lang_ISO}がja_JPになります。
例 – パターン2
上記パターン1は、すべてのページで適用されます。
でも、それだと膨大になってしまうので、カタログページ、決済ページなど、ページごとに分けて保存もできます。
カタログページを例に説明します。
テンプレート上では、このように記述します。
<?php echo Mage::helper("catalog")->__("Add To Cart"); ?>
翻訳ファイル上には同じ形式で記述します。
"Add To Cart","カートに追加"
このページごとの翻訳ファイルは、パターン1とは保存場所が違うので注意してください。
app/locale/{lang_ISO}/Mage_Catalog.csvここに保存します。
テンプレート上のMage::helper("catalog")->と、Mage_Catalog.csvを対応させるようにしてください。
翻訳ファイルと日本語化
全部自分で翻訳するととっても大変です。
-Hirokazu Nishiさんによる日本語翻訳ファイルまとめ
Magento-Japanese-Translation
-Flatz社による便利な無料エクステンション
Magento 日本語対応エクステンション
なんて親切なんでしょう!ありがたく、活用させていただきました。