小さなことからコツコツと。
些細なことですが、ウェブサイトにて日付や時間を表示する場合、<time>タグを使うとSEO対策になります。なぜかと言うと検索エンジンに対して親切だからです。
WordPressの投稿の日付に<time>タグを使う方法をご紹介します。
HTML構造
<time datetime="" itemprop="">2021年11月14日</time>
datetimeには、検索エンジンが読み取れる形式で日付を入れます。世界標準時間(UTC)もしくは時差を示した形式で入れなければいけません。
itempropには、その日付が記事の公開日なのか更新日なのか指定します。それぞれdatePublished、dateModifiedとなります。
WordPressで使うには
下記、記事テンプレートのループ内で使用します。
<?php
//記事ループ内
$utc_published = date('Y-m-dTH:i:sZ', get_post_timestamp());
$utc_modified = date('Y-m-dTH:i:sZ', get_post_timestamp(get_the_ID(), "modified"));
$published = get_the_date("Y年m月d日 H:i");
$modified = get_the_modified_date("Y年m月d日 H:i", get_the_ID());
?>
get_post_timestamp()で、時差に左右されないUNIXタイムスタンプを取得できます。第一引数に$postまたは記事IDを指定できます。(省略可)
第二引数にmodifiedを指定すると更新日を取得できます。初期値はdateで、公開日。省略可。
さらに、PHP関数のdate()で”機械可読な形式”に変換しています。
2段目。
get_the_date()で公開日取得。
get_the_modified_date()で公開日取得。
それぞれ、第一引数に日付フォーマット、第二引数に$postまたは記事IDを指定できます。
省略すると、管理画面で指定した形式で取得できます。
そして、表示したい場所に以下のように書きます。
<time
datetime="<?php echo $utc_published; ?>"
itemprop="datePublished" >
公開日:<?php echo $published; ?>
</time>
<time
datetime="<?php echo $utc_modified; ?>"
itemprop="dateModified" >
更新日:<?php echo $modified; ?>
</time>
※実際には改行しなくていいよ!
ソースコードは以下のようになりました。
※公開して1分後に更新しました。
公開日と更新日、datetime属性にはきちんとUTCで設定されていますね!
参考サイト
get_post_timestamp() | Function
<time> – HTML: HyperText Markup Language – MDN Web Docs