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IT技術の勉強記録

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カスタムフィールドのデータを本文に挿入して検索対象にする

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表題の件は最後に書いてます。
前半は、WordPressで ①カスタム投稿タイプを作成し、②カスタムタクソノミーでカテゴリーを登録、③カスタムフィールドを保存できるようにします。

お店データを登録する方法。

①カスタム投稿タイプを作成、②カスタムタクソノミーでカテゴリーを登録

//カスタム投稿タイプの登録
function create_post_type(){

	//カスタム投稿タイプを追加する
	register_post_type('shop', //投稿タイプ名
		array(
			'label' => 'お店データ', //管理画面で表示される投稿タイプ名
			'public' => true, //公開状態
			'has_archive' => true, //アーカイブページ(記事一覧)を使用する
			'menu_position' => 3, //管理画面の位置

			//カスタム投稿タイプの機能(タイトルと本文)
			'supports' => array('title','editor')
		)
	);
	//カスタム投稿タイプで使用するカテゴリー「カスタムタクソノミー」の登録
	register_taxonomy(
		'shop_category',	//カスタムタクソノミーの名前
		'shop',			//どの投稿タイプで使う
		array(
			'label' => 'お店カテゴリー',  //カスタムタクソノミーのラベル
			'public' => true,  // 管理画面及びサイト上に公開
			'hierarchical' => true,  //カテゴリー形式
			'show_in_rest' => true  //?
		)
	);
}
add_action('init','create_post_type');

管理画面に「お店データ」の項目ができます。

「お店カテゴリー」にも登録できるようになります。3つ登録したところです。

③カスタムフィールド

まずはカスタムフィールドを保存できるようにします。

//カスタムフィールドの登録
function add_custom_fields(){
	add_meta_box(
		'shop_info', //カスタムフィールドのグループの名前
		'お店データ', //管理画面で表示される名前
		'insert_custom_fields', //編集画面セクションにHTML出力する関数
		'shop', //投稿タイプ名
		'normal' //編集画面セクションが表示される部分
	);
}
add_action('admin_menu', 'add_custom_fields');

次に管理画面で表示させる関数です。

// add_custom_fieldsで指定した関数
function insert_custom_fields(){

	global $post;

	//get_post_meta関数を使ってpostmeta情報を取得
	$area = get_post_meta(
		$post->ID, //投稿ID
		'area', //キー名
		true //戻り値を文字列にする
	);

	$area_arr = array("東京", "神奈川", "千葉");

	$html = "<select name='area'>";
	foreach ($area_arr as $a) {
		$selected = "";
		if($area == $a){
			$selected = "selected";
		}
		$html .= "<option value='$a' $selected>$a</option>";
	}
	$html .= "</select>";
	echo "地域: $html<br>";

	$specialty = get_post_meta(
		$post->ID,
		'specialty',
		true
	);
	echo '専門: <input type="text" name="specialty" value="'.$specialty.'" /><br>';

	$addr = get_post_meta(
		$post->ID,
		'addr',
		true
	);
	echo '住所: <input type="text" name="addr" value="'.$addr.'" /><br>';


}

areaはセレクトにしてみました。

最後に、保存するときの関数です。

//カスタムフィールドを保存する関数
function save_custom_fields( $post_id, $post, $update) {

	if (get_post_type($post_id) != "shop"){
		return;
	}

	$area = "";
	if(isset($_POST['area'])){
		$area = $_POST['area'];
		update_post_meta($post_id, 'area', $area);
	}else{
		delete_post_meta($post_id, 'area');
	}

	$addr = "";
	if(isset($_POST['addr'])){
		$addr = $_POST['addr'];
		update_post_meta($post_id, 'addr', $addr);
	}else{
		delete_post_meta($post_id, 'addr');
	}

	$specialty = "";
	if(isset($_POST['specialty'])){
		$specialty = $_POST['specialty'];
		update_post_meta($post_id, 'specialty', $specialty);
	}else{
		delete_post_meta($post_id, 'specialty');
	}


	// 更新するための配列を用意
	$my_post = array(
		'ID' => $post_id, // IDは必須
		'post_content' => $area . "n". $addr . "n". $specialty
	);

	// この関数をフックから外し、無限ループを防ぐ。
	remove_action( 'save_post', 'save_custom_fields', 99, 3);

	// wp_update_post関数で投稿を更新 
	wp_update_post($my_post);

	// この関数を改めてフックする。
	add_action( 'save_post', 'save_custom_fields', 99, 3);

}
add_action('save_post', 'save_custom_fields', 99, 3);

関数の最後で、カスタムフィールドの情報を使って本文に挿入しています。
wp_update_post()のあたりです。
これで、カスタムフィールドの内容が検索対象になります。

実際に運用するときは、$area_arrに無い値は保存しない等の処理を入れるとより良いと思います。

参考サイト

こちらの記事を参考にしました。

TechMemo (テクメモ)さま:プラグインを使わずに独自のカスタムフィールドを追加する方法

公式サイト:関数リファレンス/register post type関数リファレンス/register taxonomy

ありがとうございました。👐

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